■外断熱工法だけがすべて正しいのか
外断熱工法だけが正しく、内断熱工法は、結露がでて家にとっては良くないというのは本当なのでしょうか。
答えは、外断熱工法だけが正しいというのは「NO」です。日本には世界に誇れる、伝統的な木造建築の職人の技があるのです。ところがそういう伝統的な技術で建ててある住宅は少なく、とにかく、値段が安く見栄えが良くという視点が中心で、安易な考えで高断熱・高気密の内断熱工法を取り入れたばかりに結露がでて、住宅に悪影響がでるような住宅が日本全国に蔓延してきました。
そして、今度は内断熱工法は結露がでて、住宅に良くないので、外貼り断熱工法こそ、絶対で安心だと、安易な考えで外貼り断熱工法が増えてきて、外貼り断熱工法は良いと聞いたのに外壁が崩れ落ちてしまったと、全て、いい加減な考えで家を建てる建築会社や安易な情報の誇張が原因で、日本全国の国民はいいように翻弄されています。
■間違いだらけの日本全国の住宅事情の状況
間違いだらけの住宅にとって、どういう方法で改善して良いか?
考え抜いた上で、簡単に言えば、今の住宅を日本の風土にあった家にするには、今ある外壁材を取り外し、最初から断熱材と外壁材をやりなおす工事をしょうとすると莫大な改築費がかかります。
■悪影響をおこしていている原因や、悪化した住環境を改善していく解決策の素晴らしい工法
「アルミサイディング材による外断熱通気性工法」として弊社が進める最善の方法をご紹介をして推奨をしています。
世の中全ての住宅が、間違った建て方をしていると言って入る訳ではありません。中には素晴らしい、住宅を建てていらっしゃる、工務店や建築会社はいらっしゃいます。
ですが、殆どの家は一時のブームの高断熱高気密による結露の被害がでている家が日本全国に蔓延し、そして、現在外断熱工法というブームの時代に入り、外断熱工法にはあわない安価な外壁材を使用して、その重さに耐え切れずに外壁が剥がれて落ちてしまったとか、崩れ落ちたという被害が増加しています。
どんなに素晴らしい工法でも、どんなに素晴らしい製品があったとしても住宅の場合は現場で工事をするわけですので、使い方一つ間違えると住宅にとっていいどころか、逆効果になってしまいます。
■外断熱工法だけを突出して、謳い文句にすると危険
外断熱工法だけに突出をして判断をしますと、後で必ず後悔をすることになりますので、ご注意を下さい。
外断熱工法(外貼り断熱工法)というのは、とても素晴らしいものです。ですが、外貼り断熱工法は外壁材もどのような外壁材を使用して、どのように工事をするかによって、とても危険な工法であると認識をする必要があります。
現在,日本の住宅は危ない、外貼り断熱工法だけが、日本の住宅を救う唯一の方法だと、日本の東北より九州まで、外断熱工法がもてはやされ、今、ブームになっております。あっちこっちで、そういう住宅が建てられ、増えているのですが、外貼り断熱工法の場合、どのような工程で施工していくかという、工事の内容が大事であります。
また、一般的に行われている工程のやり方で施工する場合、重量の思い外壁材を使用して、施工しますと、後で外壁材が崩れ落ちたりして、危険な状態になりますので、充分に気をつけて頂きたい部分であります。
■外貼り断熱工法にする場合は、外壁材は重さの軽い外壁材へ
昔も今も外壁材は。消費者も工務店さんも重い外壁材は値段も安価で見た目が高級感があり、そういうような外壁材が日本全国に蔓延しております。
ここ最近も外壁をリフォームする場合や新築で、外壁材をどれにするか判断する場合、値段だけで判断をしない方が良いとご注意を促してきたのですが、予算がないから、安価に収まる外壁材を使用するしかないと、後は見た目だけで判断をして、新築住宅を建てられたり、外壁リフォームをされているのですが、外壁材を選択する場合、値段が安い(=外壁材が重い)という値段だけで判断をしますと住宅が危険にさらされます。
確かに重い外壁材は値段も安価で、見た目は質感がよく高級感がありますが、後で後悔をする事になります。
外壁をリフォームする場合も値段だけを考えた場合、外壁塗装のほうが安いです、予算がないから、安価の塗装にしようと、安易に値段だけで外壁を補修をしようと、塗装をしたら、やはり、安易に安いからと安価な塗装をしなければ良かったと後悔をされたり、アルミサイディングは高いからガリバリウム鋼鈑のサイディングの方が安いからと判断をしますと安かろう悪かろうというような内容の工事になります。
最終的には、外壁のあっちこっちに赤サビが広がってしまったと(赤サビに似たような外壁の模様の色があり、サビが出てもわかりにくい、デザインもあります)後悔をしている方が数多くいらっしゃいます。
外断熱工法はブームになっておりますが、外断熱工法だから、安易に安心というふうに判断すると後で後悔するだけでなく、住宅が倒壊する危険もありますので充分にお気をつけて下さい。
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